天の戸を炙る
2008年02月17日

今夜は
先日開けた秋田の浅海酒造「天の戸 美稲」特別純米を
炙り燗で。
しっかりした純米酒なので、
湯煎でなく今日頂いた炙り燗で直火に掛けてみた。
ただ、
先日開けた時の荒々しい純米酒の印象は今日はなく、
熟成されたまとまり感を感じた。

ぬる燗から低めの上燗あたりがベストな感じ。
なんとも云えぬ上品な酸がでて、華開く感じで
とても美味しい。
熱燗まで上げると甘さが気になる。
この炙り燗、大きくて正味2合入るようだ。
独り呑みにはちょっと大きいかも。
少なめにお酒を入れると、
火鉢ではすぐ温度が上がり、呑むのに追いつかない。
来客の際には、
夏でも炭の火起こしして、
もてなししたい酒器ですね。
Posted by Non-bay at 02:57
│Comments(4)
│自宅居酒屋「呑喜庵」
この記事へのコメント
やはり呑むのは一人でも、奥さまがいらして呑むひとり酒を
奥さまが選んだプレゼントの酒器で呑むお酒は、お酒の本来の
実力以上の味なんでしょうね(o ̄ー ̄o)
Posted by 海坊主 at 2008年02月17日 10:01
湯煎とはやっぱり違うもんですか??
Posted by 姫 at 2008年02月17日 11:52
☆海坊主 さま☆
なるほど。
それで昨夜は酒が美味しく、進んじゃったのですね。
Posted by Non-bay at 2008年02月17日 18:16
☆姫 さま☆
直火燗だと湯煎と違って、
アルコールが揮発したりとか、
糖分が焼けて焦げ臭くなる場合があると云われます。
確かに、
直火燗だと同じ酒でも、
荒々しいワイルドな感じに仕上がるかなと思いますが、
それも味わいに感じます。
試しに
同じ酒をレンジ燗、湯煎、直火燗して呑み比べると
面白いですよ。
Posted by Non-bay at 2008年02月17日 18:20