一ノ蔵 ササニシキ 純米大吟醸 生原酒
2007年06月04日

仙台空港の「地酒や華の蔵」で
仕入れて来た「一ノ蔵 ササニシキ 純米大吟醸 生原酒」、
720mlで1,997円です。
宮城県と云えば、ササニシキなんですね。
ササニシキはご存知の通り酒造好適米ではなく、飯米です。
普段ご飯で食べるお米です。
数日前の記事で話題になった「雪小町」では、
今年「純米吟醸 あさか舞」を出しました。
この「あさか舞」は、郡山産「ひとめぼれ」を原料米にしたお酒です。
このお酒を呑んだ時の印象は、「料理を邪魔しないお酒。」でした。
原料が飯米ですから、「ご飯を食べるようなもの」だと思いました。
さて、
この「一ノ蔵 ササニシキ 純米大吟醸 生原酒」。

やはり、飯米が原料の所為か、同じような印象です。
ササニシキを40%まで磨いているので、
いい吟醸香が出ていると思いました。
(このぐらい磨かないと芯白が小さい分、雑味が出るのでしょう。)
原酒ですが、アルコール度数16~17度と呑みやすいお酒でした。

酒器は、
ガラス製のひょうたん徳利と切り子のグイノミ。
どっちも、買ったのは100円ショップだったような気がします。
Posted by Non-bay at 20:56
│Comments(6)
│日本酒
この記事へのコメント
飯米を原料にした場合、やはりクセのない素直な味なんでしょうか。言い換えれば個性の少ない美味しい酒なのかもしれませんね。もちろんそれだけで十分に素晴らしいです。スッキリと水のように呑める酒・・・あとは好みの問題ですね(^-^)もちろん呑んだことがないので呑んでみたいです(´ρ`)
Posted by 海坊主 at 2007年06月04日 23:26
一の蔵の無鑑査とか言うのだったかな
良く飲んでました
美味しいお酒ですよ
宮城県に住んでいたので・もう一つ
浦霞の禅も美味しいですよ
それから・・この前の3本私は
全部飲みましたが
いっちょらいが好みでした
次が純米吟醸の八海山です
いやー日本酒ってほーんと
美味しいですねー(しみじみ)
Posted by ドライアート花・花 at 2007年06月05日 00:46
☆海坊主 さま☆
書込みありがとうございます。
コメントへの返事としては、
ちょっとズレるかもしれませんが。
最近時々考えるのですが、
酒米は飯米より1.5倍から2倍(山田錦のブランド品だと)値段が高いそうです。
精米歩合50%だと、玄米から半分を糠にしてしまうことです。
ならば、
安いお米を削らずに、おいしいお酒を造れる方が高い技術のような気がします。(言い換えれば、安くておいしい酒を提供してほしいのですが。)
麹米に酒米を使い、掛米に飯米を使って安くておいしい酒もありますが、原料米が飯米だと消費者が敬遠することもあるのではなでしょうか。ですから、「山田錦」とか「精米歩合35%」とかのブランドで高い酒を選ぶと、酒造メーカーもそれで高く売ったりして。
ある意味、
「山田錦 精米歩合35%」でおいしくなかったなら、お米を作った方に申し訳ないですよね。
酔ってて、訳のわからないことを書いてしまいました。
Posted by Non-bay at 2007年06月05日 00:49
なるほどです、勉強になりました(^-^)本当に安くて美味しい酒が大事ですね。晩酌に気軽に呑める美味しい酒。名前が知れた酒は決まって、安くはないですね(ワインでも毎日飲むものは手ごろな価格があるのに・・)。まぁもっとも安く供給できるほどの大量生産は手間がかかるのでムズカシイんでしょうけど。でも聞きかじりですが日本の醸造技術は世界でもトップレベルだそうですから、これから日本酒の需要が増えていけば変化がおこるかもしれませんね(^-^)私もすでに、ほろ酔いを通り越してるもんで、誤字脱字、支離滅裂、意味不明の場合はご容赦をm(_ _)mf^_^;
Posted by 海坊主 at 2007年06月05日 01:24
☆花・花 さま☆
書込みありがとうございます。
「一ノ蔵 無鑑査」、酒の等級別があった時代に、あえて監査を受けずに2級酒で安くおいしい酒を提供し、「地方の2級酒はおいしい。」
と、地酒ブームの先駆けになったお酒ですよね。
あの3本、Non-bayも
日置桜「いっちょらい」>純米吟醸「八海山」>黒龍
になると思います。
「いっちょらい」、呑んだことないのにm(_ _)m
Posted by Non-bay at 2007年06月05日 01:25
☆海坊主 さま☆
山形県の赤湯に行くと、「地ワイン」の酒屋さんが数軒あります。
売り場には、「ワイナリー見学出来ます。」なんて張り紙があって、
お願いすると、裏のワイナリーへ。
そこには、ホーローの醸造タンクがあるだけ。「ブドウを潰して、タンクに入れれば勝手に発酵します。」との説明。
糖度の高いブドウは、それで酒になるようです。
米はデンプン(炭水化物)。まず、デンプンを麹菌が糖に変え、酵母が糖をアルコールと炭酸ガスに分解する。
手間が違いすぎますよね。
この醸造の違いを知ったころから、
Non-bayは日本酒Fanになりました。
Posted by Non-bay at 2007年06月05日 01:42